冷たい雨が降った10月9日、三増鶴友会でハツラツお元気講座を開催しました。講師は、前回に引き続き、歯科衛生士の泉崎先生。今回は、会員の皆さんから「災害で避難した時の口の手入れについてききたい」とのご要望から、災害時の口腔ケアを中心にお話をしていただきました。
災害時は、断水などで歯みがきの回数が減り、口の中の細菌が増えやすい状態となり、さらに食べ物や睡眠が不足して体力が落ち、口の機能も弱り、細菌が肺に入りやすくなっているそうです。ですから、災害避難時も口の中を清潔に保つことが大切とのお話がありました。
断水時には「液体はみがき」や「洗口剤」が有効で、通常の歯磨き粉は歯磨き後に水で何度かゆすぎますが、「液体はみがき」や「洗口剤」は、ゆすぐ必要がなく、節水にもなるとのことでした。
また、講座の中で歯ブラシが無いときを想定し、口腔用のウェットティッシュ(←湿らせたティッシュやキッチンペーパーなどで代用可能)で口のなか全体を拭く体験をしました。「意外とスッキリする」とのお声も上がりました。
普段、聞くことができないお話をたくさん伺え、貴重な時間が過ごせました。三増鶴友会の皆様、ありがとうございました。