8月6日(火)~8日(木)の3日間、ボランティア体験学習を開催しました。
この事業は、高齢者施設での体験を行い、社会福祉施設への理解と関心を高めるとともに、ボランティア活動への参加によって、生きる尊さや人と人との関わり合いや支え合うことの素晴らしさを体感し、自ら学ぶ機会となるよう開催するもので、毎年開催しています。
中学生20名は志田山ホーム、せせらぎ、愛和の里に分かれて日帰りでの体験、高校生10名はミノワホームに宿泊をして体験を行いました。
開講式で発表された参加の動機では、福祉の仕事に興味がある、将来看護師になりたい、保護者が高齢者施設で働いている、人の役に立ちたいなど、様々な理由で参加をしてくださった様子が分かりました。
参加者の中高生は、最初は緊張している様子でしたが、積極的にコミュニケーションを図り、体験を行っている様子がうかがえました。施設の職員の方からも、中学生、高校生頑張っているよ!とお褒めの言葉もいただきました。
最終日の閉講式で3日間の感想を発表してもらいましたが、楽しかった、今後の生活にいかしたい、コミュニケーションを学んだ、今までの日本を支えてきた高齢者を敬いたいなど、たくさんのことを感じてきたようでした。
何よりも、「楽しかった!」と話す中高生が多く、とても嬉しく感じました。
夏休みの貴重な3日間をボランティアに参加した気持ちも素晴らしいですし、何か一つでも感じてもらえて、将来の役に立てばありがたいなと思います。
このボランティア体験学習、30年以上続いている事業なので、今施設で働いていらっしゃる職員の方で、この事業がきっかけで施設に就職された方もいると伺います。
もしかしたら30名の中で将来、高齢者施設に就職する方もいるかもしれません。楽しみですね。
参加者の募集をしていただいた学校の先生方、受入をしていただいた施設の方々、ありがとうございました。
また、参加者の皆さん、お疲れ様でした。残りの夏休み、楽しんでくださいね。
地域在宅援護班 井上